2011年5月に水戸市長に就任して以来、「安心できる暮らしの実現」を政治理念に全力で取り組んでまいりました。
東日本大震災からの復旧復興をはじめ、市民の皆様とともに策定した「水戸市第6次総合計画 ―みと魁プラン―」に掲げた各種施策、子育て支援、教育の充実を図る「未来への投資プロジェクト」などの4つの重点プロジェクト、市役所新庁舎等の4大プロジェクトについても、着実に進展を図り、市民の皆様の安心を築いてまいりました。
しかしながら、人口減少社会が到来し、また新型コロナウイルスの影響で、社会の構造、そして市民の価値観も大きく変化しています。さらにデジタル化、カーボンニュートラルなどの時代の課題をはじめ、変化が著しい新しい時代に対応していくことのできるまちをつくり上げていかなければなりません。
私は、その原動力となるのは人であり、まさに水戸の未来をリードしていくこどもたちを社会全体で育んでいくことが、最重要政策であると考えています。
そのため、それを軸として、水戸に住むすべての人が将来にわたって、経済的に豊かで安心してくらしを楽しむことのできるまちをつくっていきたいと考えています。
その実現に向けましては、最重要課題として、こどもを安心して生み育てる環境をつくっていくとともに、これまでの取組をより一層深化させながら、地域経済の活性化を図り、命と健康、生活環境を守ってまいります。
そして、『こども育む くらし楽しむ みらいに躍動する 魁のまち・水戸』の実現を目指し、全力を尽くしてまいります。